このたびはイスラエルのエルサレムに行ってきました。日本では、あまりいいニュースを聞かないイスラエルという国。そう言ったイメージが先行してしまっている感じがあるなと思い、自分の足で目で確かめてきました。実際に行ってみると3つの宗教が混じり合う少し奇妙で、宗教というものに馴染みが薄い私としては、非日常的な印象を受けましたね。
エルサレム旧市街
エルサレムと言っても色々で見所があるのは旧市街と呼ばれる城壁で囲まれた中の地域です。城壁の中はそれぞれの宗教で分かれていて、ユダヤ人地区、キリスト教地区、イスラム教地区、アルメニア人地区となっています。あまり広くないので、歩きで十分見て回る事が可能です。
こちらが、城壁の入り口の一つダマスカス門です。門はいくつかあるのですが、このダマスカス門はにぎわっている方で一日中、人でいっぱい。

門をくぐると、その内側は市場になっていて商店がずらりと並んでいます。この辺りは観光客向けではなく、現地の人向けのお店が主ですね。この辺にはお土産を売ってることはないです。印象としては、ごちゃごちゃして東南アジアみたいだなと思いましたね。エルサレムって実はこんな感じだったのかと。

少し歩けば落ち着いた通りに出ることもできます。エルサレムは基本石畳で道は細いです。

嘆きの壁
エルサレムにあるユダヤ教徒の聖地である嘆きの壁。観光客の私でも壁のところまで行くことができます。その時は、キッパと呼ばれる小さい帽子をかぶって(キッパは貸し出しがあります)。

壁の近くには椅子とテーブルが置いてあり、祈っている人が多くいてなんとも神聖な雰囲気…
聖墳墓教会
これはキリストが処刑された場所に建てられた教会で、キリスト教の聖地とされています。入り口は正直裏口のように思ってしまいましたが、

中は非常に厳かな雰囲気になっており、壁画なども立派です。

岩のドーム
こちらは、イスラム教の聖地です。聖地と言っても、やはり一番はサウジアラビアのメッカで、こちらは3番目の聖地のようです。見学できる時間が非常に限られており、午前と午後で2時間ずつ程度だっと思います。しかも、ムスリムでなければドームの中に入ることはできません。


壁の模様、装飾も非常に細かくて凝った作りになっていますね。

終わりに
ここでは、エルサレムの旧市街にある3つの聖地について書きましたが、エルサレムは他にも沢山の宗教関連の遺跡、施設があります。全部見ようと思ったら1週間でも足りないくらいです。また、それぞれの聖地についても、特にここでは書きませんでしたが、複雑な歴史、背景があって非常に勉強になります。