前々からやろうと思っていた世界一臭い缶詰「シュールストレミング」開封の儀ですが、ついに先日の年始に開けてきました。新年から何をやってるのかと言われそうですが、辛く楽しい会でしたので新年にはぴったりかと笑
シュールストレミングとは
主にヨーロッパは北欧で生産されているニシンを発酵させた缶詰です。とここまでは普通なのですが、その臭いは世界一臭いと言われています。また殺菌せずに缶詰にするらしく、時間とともに缶詰が膨らみ、開封するときに臭い液が吹き出すという恐怖の缶詰となっている仕様。また日本ではレア物のため、手に入りにくく、今回は1缶5000円もしました。こんな高価な缶詰食べた事ないよ…
シュールストレミングがやってきた
このイベントの一週間前、ついにヤツがやってきました。注意書きによると、缶詰の外側も臭い事があるらしいので厳重な警戒のなか、段ボールを開けてみたのですが…
あれ?なんかこの缶大きくない?日本によくある缶詰よりだいぶ大きいのですが…私の手のひらくらいあるじゃないですか笑。今回は10人くらい参加されるという事で2缶も買ってしまったではないか泣
とりあえず、チャック付きのビニール袋に3重にして冷蔵庫へ保管。うん。缶の外側には臭いはなかった〜
シュールストレミング開封の儀
ついに、当日がやってきました。今回は、なるべく人の迷惑にならないように、開封場所は河原をチョイス。野外での開封の儀なんてレアすぎる笑。いつもはお家でガジェットとかの開封の儀してるのに…とは言っても、さっさと開けましょうという事で完全防備の格好になっていざ開封!!
上下のレインコートを着て缶詰に立ち向かっているのが私です。ちなみに最前列でカメラを構えているのは、東京別視点ガイドの松澤さんでございます。シュールストレミングを開けるという事でご参加いただきました。
缶詰に最初の一撃を食らわせた瞬間にカウンターのプシューが炸裂…3秒くらいは耐えたのですが、やっぱり臭くて後ろにのけぞって…ダウンを取られてしまいました。
臭かった…臭かったですが、開封の儀をやり切らなければならないので、なんとか開封!
とりあえず、開封の儀(開封するまで)は終了!!!
シュールストレミング食べてみた
当然、開封しただけでは終われないので、実食してみました。今日は、シュールストレミングを食べるために、色々もってきてくれた仲間がいましたので、意気揚々とチャレンジです。
まずは、ウォッカで洗うと臭みが取れて食べやすくなるという情報があったので、ウォッカに漬けてみることに、そしてサワークリームとポテトをトッピングしてパンにのせたのがこちら!!
こちらも、サワークリームとポテトでシュールストレミングを隠れるくらい盛ったものでございます。写真だけだと普通に美味しそうですよね。世界一臭い食べ物だとは思えない…
さて、味の方でございますが、少しかじった所では、あんまり臭いもなくていけるのでは?と思いましたが、がっつりいった所、口の中から来る臭さが大変(笑)しかもめっちゃしょっぱいのねこれ。とても食べれない…普通に臭いくらいなら、まだ何とかなりますが、口の中から鼻に逆流してくるのは反則ですよ。油断して口で息をすると鼻に臭いがくるって、こんな事は今まで体験した事ない…ウォッカで洗うと臭いが取れるって情報だったのに…
しかし、中には普通に食べられるという感想を持った人もいたので、何とか再チャレンジ!ソースとマヨネーズで全てのものは打ち消せるはずという事でパンにのせてソースとマヨネーズをたっぷりと。
これで、どんなものでもソース味にできるはず!!と攻略する気まんまんでしたが、やっぱり無理…しょっぱすぎる(泣)そして口の中から鼻にくる臭いはどうしようもできない(泣。ソースでもどうしようもできないとは、シュールストレミングは世界一ですよほんとに。
しかも普通の食べ物だと、喉元過ぎれば何ともないですが、このシュールストレミングは、胃の中からも臭いが逆流してきます(泣。少しでもゲップでもしようものなら、世界一の臭さがフラッシュバックでございます。
終わりに
世界一臭い缶詰「シュールストレミング」私はあんまり好きではありませんでしたが、塩辛が食べれる人はある程度いけるんじゃないでしょうか?私は塩辛もあんまりなのでいけなかった。参加した方にも、パクパク食べれている人もいたので、ちゃんとした食べ物だけあって100%だめという訳ではないようです。
また、松澤さんより、北の某国製のワインという差し入れがあったのですが、それについては、また別記事で書きたいかなと思っております。いや〜ほんと臭いって記憶に焼き付くな〜と実感。別の日に全然関係ない臭いを嗅いだだけでシュールストレミングの臭いを思い出してしまう事がたびたび…
記事はいかがでしたでしょうか?当ブログの管理人うらまつです。海外旅行とジャグリングが好きでこんなことやっております。ご覧になっていただければ嬉しいです。